新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、何かと兵庫県歯科技工士会のために御尽力を賜わりありがとうございました。
6月に行われた『保険点数改正に伴う講習会』には多くの会員に参加をいただき理解を深めていただきました。大手ラボは、100%技工料の値上げに繋がったと聞いております。が、一人ラボはなかなか値上げも出来ず、相変わらず苦労しております。
アナログ技工からデジタル技工へ、常に新しい情報を取り込みながら、しっかりと時代の流れについて行かなければならないのはもちろんですが、経済力もしっかりとつけて行かなければならない。にも関わらず、会員全体の高齢化は進む一方であるという、本当に厳しい現状です。
12月に滋賀県技の学術講演会に参加してきました。滋賀県技は、会員数50名(兵庫県の半分)ほどで活動しています。にも関わらず講演会場(定員100名)は、立ち見が出るほどの満席でした。若いメンバーも沢山参加しており、活気の溢れるものでした。講演内容が口腔内スキャナーについてのものだったためかも知れません。デジタル技工については、例え自分でやれなくても、歯科医師との話が出来る知識は勉強しておきたいと思っています。
実際、歯科技工の現場で若い技工士の活躍は多くあります。デジタル技工もそうてすが、デンチャ-部門では、まだまだ手作業で進めることも沢山あります。
滋賀県技会長が、挨拶の中で「厚労省と直接話が出来るのは技工士会だけだ」と言われてました。確かにそうかも知れません。
今年も会員の皆様方には、兵庫県歯科技工士会によろしくご指導、御鞭撻をお願い申し上げまして、新年の御挨拶とさせていただきます。